こんにちは、新百合ヶ丘のパーソナルジム Be-Proudです。
「筋トレを頑張っているのに、思ったように体が変わらない」
「もっと効率的に筋肉をつけたい」「脂肪がなかなか落ちない」
そんな悩みを抱えている方に、ぜひ知っていただきたいのがホルモンの仕組みです。
筋肉の成長や脂肪の分解は、ただ運動や食事を変えるだけではうまくいきません。
実はその背景には、テストステロン・成長ホルモン・IGF-1といった“ボディメイクを支配するホルモン”の働きが深く関係しています。
本記事では、それぞれのホルモンの役割や活かし方、さらにはホルモンバランスを整えてボディメイク効果を最大化するための生活習慣について、わかりやすく解説します。

「トレーニング×栄養×ホルモン」
この3つを正しく理解すれば、あなたの体はもっと早く・もっと理想に近づけるはずです。
筋トレ・ダイエットは「ホルモンの理解」で差がつく

努力してるのに成果が出ない…“ホルモンの壁”とは?
筋トレをしているのに思ったように体が変わらない。
食事を整えているのに、なかなか脂肪が落ちない。
その背景には、「ホルモンの働き」がうまく味方になっていない可能性があります。
筋肉の合成、脂肪の分解、代謝の活性化、やる気や集中力の維持——
これらの体の反応は、単なるカロリーの計算や運動量の多寡だけでなく、ホルモンによる“内部からの指令”に強く影響されているのです。

特にテストステロン、成長ホルモン、IGF-1は、体組成の変化に直結する「ボディメイクの要」とされるホルモンです。
体を変えるカギは「栄養×運動×ホルモン」のかけ算
ボディメイクは、「やれば変わる」ではなく、「仕組みを整えて、正しく取り組めば変わる」が正解です。
- 栄養が揃っていても、ホルモン分泌が不十分では筋肉は増えにくい
- トレーニングを頑張っても、ホルモンが乱れていれば脂肪は落ちにくい
つまり、成果が出る人と出にくい人の差は、“ホルモンを味方につけているかどうか”に表れやすいのです。
このあとのセクションでは、ボディメイクの中核を担うホルモン3種を解説しつつ、それらを活かす具体的な方法を順を追って紹介していきます。
ボディメイクの要!3大ホルモンの役割を知る
テストステロン|筋合成・代謝・やる気を支える中核ホルモン
テストステロンは、筋肉の合成・脂肪の分解・集中力やモチベーションの維持などに関わる、ボディメイクのベースとなる重要なホルモンです。
- 筋トレによって自然に分泌が促される
- 睡眠・食事・ストレスレベルも大きく影響
- 男女ともに必要だが、加齢とともに減少する
特に40代以降はテストステロンの分泌量が低下しやすく、「以前と同じ努力なのに成果が出にくい」と感じる一因にもなっています。
成長ホルモン|脂肪を燃やし、筋肉の回復を助ける
成長ホルモン(GH)は、筋肉や骨の成長、脂肪の分解、傷ついた細胞の修復に関与するホルモンで、「若々しい体の維持」や「トレーニングの回復力」に大きく影響します。
- 睡眠中(特に深い睡眠時)に多く分泌される
- 強度の高い筋トレやHIITで分泌が促進
- 加齢とともに分泌量は減少しやすいため、強度の高い運動や十分な睡眠が特に重要
さらに成長ホルモンには、体脂肪をエネルギーとして使いやすい状態にする作用があり、「脂肪を減らしながら筋肉を保つ・育てる」というボディメイクの理想的な反応を促します。
IGF-1|“筋肉づくりの実働部隊”として活性化を担う
IGF-1(インスリン様成長因子)は、成長ホルモンの作用によって誘導され、筋肉細胞の増殖や合成を直接サポートする“実行部隊”のような存在です。
- 成長ホルモンと連動して分泌される
- 筋トレとたんぱく質摂取によって産生が促進される
- インスリン感受性の影響も受けやすい
特に「筋肥大を狙う」「代謝を高めたい」人にとっては、このIGF-1の働きが強いほどボディメイク効率は向上します。
ホルモンを最大限に活かす生活習慣

ホルモン分泌を促す筋トレのポイント
筋トレによって、テストステロン・成長ホルモン・IGF-1といったボディメイクに重要なホルモンの分泌が活性化します。
ただし、ホルモン反応を引き出すには「重さ」だけでなく、“筋肉への刺激の質”と“やり切る意識”が重要です。
以下のような要素が、ホルモンを効果的に促す刺激になります
- 高重量×中〜低回数のトレーニング(5〜8回が限界の強度)
- 短時間・高強度の運動(サーキット・HIITなど)
- 大筋群×多関節種目(スクワット、デッドリフト、懸垂など)
また、扱う重量が軽くても、“限界までしっかり追い込む”ことで十分なホルモン刺激を得ることが可能です。

ポイントは「重さ」ではなく「刺激の総量」。
初心者でも、自分なりの全力で“やり切る”ことが、ホルモン活性の鍵になります。

睡眠・食事・休養がホルモンの「働く土台」をつくる
ホルモンは出ればそれでOKではなく、“きちんと働ける状態”に整えることも不可欠です。
- 成長ホルモンは深い睡眠(ノンレム睡眠)中にピークを迎える
- テストステロンの合成にはコレステロール・亜鉛・ビタミンDなどの栄養素が必要
- 筋肉の回復や成長には、休息と超回復の時間が必要
「鍛える」だけでなく「休ませて育てる」という考え方を持つことが、ホルモンを活かす上で非常に重要です。

コルチゾール優位は“逆ボディメイク”を招く
コルチゾール(ストレスホルモン)は、慢性的に高まると筋肉を分解し、脂肪を蓄積しやすくなる作用があります。
以下のような状態は、テストステロンや成長ホルモンの働きを妨げる原因になります
- 睡眠不足や不規則な生活
- 長時間の有酸素運動(走りすぎ)
- 過度な食事制限や絶食
- 精神的ストレスの蓄積
コルチゾールの過剰な分泌を抑えるためには、心身を整える習慣の積み重ねが重要です。
具体的には、まずは質の高い睡眠(7〜8時間)をしっかり確保し、体と脳の回復力を高めましょう。
また、筋トレや有酸素運動の量に偏りすぎず、運動と休養のバランスを保つことも大切です。
さらに、日常的にリラックスできる時間(入浴・深呼吸・ストレッチなど)を意識的に取り入れることで、自律神経の安定にもつながります。

減量とホルモンバランスの落とし穴
糖質・脂質を抜きすぎるとホルモンが乱れる理由
ダイエット中、「糖質カット」「脂質ゼロ」などの極端な制限をしていませんか?
このような食事は、一時的に体重が減るように見えても、ホルモンバランスの乱れや代謝低下を引き起こすリスクがあります。
- 脂質を抜きすぎると、テストステロンやエストロゲンなどの性ホルモンの材料(コレステロール)が不足
- 糖質の不足は、インスリンやIGF-1などの“筋肉づくりホルモン”の働きを弱める可能性がある
- エネルギー不足が続くと、筋肉が分解されやすくなり、リバウンドのリスクも増す

「減らすこと」だけに集中せず、「体が動き続けられる土台」を整えることがダイエット成功の鍵です。

食事制限によるテストステロン・IGF-1の低下に注意
長期にわたる過度な食事制限は、体を“飢餓モード”に切り替えてしまい、筋肉の合成や代謝を止める方向に働きます。
- テストステロンの低下:筋肉の維持が難しくなり、疲れやすさや無気力感につながる
- IGF-1の減少:トレーニングの効果が感じにくくなり、体の変化が止まりやすくなる
- レプチンの減少:空腹感が増して暴食しやすくなる、ダイエット継続困難に
脂肪を落としつつ“ホルモンを保つ”ための工夫
ホルモンバランスを守りながら脂肪を落とすためには、次のような工夫が効果的です。
- PFCバランスを整えた減量食(たんぱく質は確保・脂質は抜きすぎない)
- 糖質も“質”で見直す(低GI炭水化物・全粒粉・果物など)
- 必要に応じてチートデイやリフィードを取り入れ、ホルモンと代謝をリセット
「ただ削る」だけの食事では、痩せても健康や筋肉、やる気を失う結果になりかねません。
“落とす”と“保つ”の両立こそが、持続的なボディメイクを実現する鍵です。

ホルモンを味方につけることが、結果を最速化する鍵
筋トレやダイエットをどれだけ頑張っても、
ホルモンの働きが整っていなければ、体は思うように変わってくれません。
テストステロン・成長ホルモン・IGF-1など、ボディメイクを支えるホルモンは、筋肉の合成、脂肪の分解、回復力や代謝に直結する“内部の司令塔”です。

成果が出る人と出にくい人の差は、「ホルモンが働ける環境を整えているかどうか」
そのためには…
- 筋肉への適切な刺激(質と量)
- 睡眠・栄養・休養のバランス
- 過度な制限を避ける食事設計
- ストレスを抱え込みすぎない習慣
といった“体の内部を味方にする工夫”が何より重要です。
筋トレや食事だけでなく、ホルモンの仕組みにも目を向けることで、あなたのボディメイクはさらに進化します。
筋トレや食事だけでなく、ホルモンの仕組みにも目を向けること。
それは、ただがむしゃらに頑張るのではなく、体の“内側の仕組み”を理解して賢く進めるという選択です。
自分の体が“どう反応しているか”を知り、それに合わせた戦略を取ることで、あなたのボディメイクは、もっと効率的に・もっと確実に、理想に近づいていくはずです。
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