こんにちは、新百合ヶ丘のパーソナルジム Be-Proudです。
ここ数年、秋になっても30℃を超える日が続いたかと思えば、翌週には一気に20℃前後まで下がるような、極端な気温の変化が増えています。
こうした“季節の移り変わりの速さ”は、体にとって想像以上のストレスです。
本来、私たちの体は数週間かけて少しずつ環境に順応していきますが、移行期間が短くなるほど、自律神経や体温調節のバランスが乱れやすくなります。
その結果、秋の初めに「朝起きづらい」「体が重い」「眠いのにスッキリしない」「やる気が出ない」といった声が多く聞かれるようになっています。
この記事では、「体を鍛える」よりも「体を季節に適応させる」という視点で、秋を快適に過ごすための実践的なヒントをお伝えします。
この記事でわかること
- なぜ秋口に体調が崩れやすいのか
└ 気温・湿度・日照時間の急変による生理的影響を解説します。 - “だるい”“眠い”と感じる原因と対処法
└ 自律神経・血流・体温リズムの関係を整理します。 - 軽い運動が体を整える理由
└ 科学的根拠に基づく「リズム回復のための運動」の仕組みを紹介します。 - 2週間で季節に適応するリセットプログラム
└ 日常生活で無理なく実践できる具体的な流れを提示します。
なぜ季節の変わり目に体が不安定になるのか

短くなった“移行期間”と体の準備不足
ここ数年、10月に入っても30℃を超える日が続き、数日で一気に20℃近くまで下がるような年が増えています。
このような「季節の移行の短さ」は、体にとって大きなストレスです。
人の体はもともと、数週間から1か月かけて少しずつ気温・湿度・日照時間に順応する仕組みを持っています。
しかし、暑さが長引いたあとに突然涼しくなると、体の内部がまだ“夏仕様”のまま。体温や血流を調整する自律神経が切り替わりきれず、倦怠感や眠気、集中力の低下などが起きやすくなります。
特に朝晩の冷え込みと日中の暑さの差が大きい日は、体温調節に追われてエネルギーを消耗し、疲れやすさを感じやすくなります。
つまり、「体調不良の原因は気温差そのもの」ではなく、体の切り替えが間に合わないことにあります。
夏の“暑熱順化”が残ったまま秋を迎える
真夏を乗り切るために、私たちの体は「暑さに慣れる仕組み」を作ります。
これを「暑熱順化(しょねつじゅんか)」と呼び、汗をかきやすくしたり、血管を広げて熱を逃がしやすくしたりする働きです。
問題は、この状態が秋まで続いてしまうこと。
本来は気温が下がるにつれて、血管を引き締めて熱を保つ“秋モード”へ切り替わりますが、猛暑が長く続いた年ほどその切り替えが遅れます。
さらに、冷たい飲み物やクーラーなど「冷えの習慣」を続けてしまうと、内臓の温度が下がり、代謝や消化も低下。
朝から体が重い、食欲がないといった状態が続くのは、「暑さに慣れた体がまだ夏の延長にある」サインです。
日照時間の減少とホルモンリズムのずれ
秋になると、日照時間が急に短くなります。
これにより、体内時計を司る脳の中枢(視交叉上核)が受け取る光の情報が減り、ホルモン分泌や睡眠リズムの切り替えにも影響が出ます。
日照が減ると、日中のセロトニン活性が低下し、活力や集中力が落ちやすくなります。
一方で、夜に分泌されるメラトニンが早い時間から出始めるため、夕方に眠気が強くなったり、朝の目覚めがスッキリしなかったりすることもあります。
これらのリズムのずれは、自律神経の働きや体温変動にも影響を与え、「だるい」「眠い」「やる気が出ない」といった感覚につながります。
つまり、秋口の不調は気候のせいだけではなく、光・温度・湿度が一度に変わることによる“生理的負担”でもあるのです。
このように、季節の変わり目に体が不安定になるのは、
- 環境変化のスピードが速すぎること
- 夏モードの順化が抜けきらないこと
- 光の変化による体内リズムのずれ
の3つが重なるためです。
次は、これらの変化が体の内部でどのような仕組みを通して起きているのかを、もう少し詳しく見ていきましょう。
体の中で起きている3つの乱れ

自律神経のバランスが乱れる
季節の変化に最も影響を受けやすいのが、自律神経の働きです。
自律神経は、体温・血圧・内臓の働きなどを自動的にコントロールしていますが、気温差や湿度変化が激しいと、交感神経(活動モード)と副交感神経(休息モード)の切り替えがうまくいかなくなります。
日中に体がだるく感じるのは、副交感神経が優位になりすぎているサイン。
一方、夜になっても眠れない・寝付きが悪いときは、交感神経が過剰に働いている状態です。
こうした“自律神経の迷走”が続くと、心拍数や体温のリズムが乱れ、疲労が抜けにくくなります。
血流と体温調節が追いつかない
外の気温が大きく変化すると、体は熱を逃がしたり保ったりするために血管を拡張・収縮させます。
この調整が頻繁に起こると、血管の反応が過敏になり、頭痛・肩こり・手足の冷えといった症状が出やすくなります。
また、冷房や冷たい飲み物によって体の深部温度(内臓の温度)が下がると、内臓周辺の血流が減り、代謝が低下します。
一方で、日中の気温が高いままだと、皮膚血流は拡張したままで体内の熱がこもりやすくなります。
このように、「冷え」と「熱こもり」が同時に存在するアンバランスな状態が、秋口の倦怠感や頭の重さにつながります。
ホルモンと代謝リズムのずれ
日照時間の変化や気圧の変動は、ホルモン分泌のタイミングにも影響を与えます。
特に、睡眠や代謝に関わる「メラトニン」「コルチゾール」「セロトニン」の分泌リズムが乱れると、朝にスッキリ起きられない・夜に頭が冴えるといったリズムの逆転が起こります。
また、体温が下がりにくい状態が続くと、エネルギー消費が減少し、脂肪や水分をため込みやすくなります。
このため、同じ食事量でも「最近太りやすい」「むくみやすい」と感じる人が増えるのです。
これら3つの乱れは、すべて連動しています。
自律神経が乱れることで血流やホルモンのリズムも影響を受け、結果として疲労感や眠気、集中力の低下につながります。
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なぜ運動が不調が改善するのか

自律神経の切り替えを訓練できる
季節の変わり目に体がだるくなる最大の理由は、交感神経と副交感神経の切り替えが乱れることです。
運動には、この「切り替えリズム」を再びスムーズにする働きがあります。
運動中は交感神経が優位になり、心拍数や血流が上がります。
そして運動後には、副交感神経が優位になり、心拍数がゆっくりと下がっていきます。
この上げて、下げるという神経の波を繰り返すことで、自律神経の働きが再訓練され、体温や血圧のコントロールがしやすくなります。
特にウォーキングや軽いジョギングなどのリズム運動は、呼吸と心拍の周期を整える効果が高く、研究でも自律神経の安定(心拍変動の改善)に有効とされています。
日中にこのリズムを作っておくことが、夜の睡眠の質にも良い影響を与えます。
血流と体温リズムを取り戻す
運動によって筋肉を動かすと、血管がポンプのように働き、全身の血流が促進されます。
これにより、滞っていた血液が内臓や末端にスムーズに循環し、手足の冷えや頭の重さが軽減されます。
また、運動による熱産生は、昼間の代謝活動を高める合図となります。
体温が日中にしっかり上がると、夜には自然に下がり、深い睡眠につながります。
この「日中に上げ、夜に下げる」という体温リズムが整うと、朝の目覚めもスッキリします。
軽い運動を“継続”することが重要
「整えるための運動」は、きついトレーニングである必要はありません。
むしろ、低強度の運動を高頻度で続けることが、自律神経や代謝の回復には効果的です。
たとえば、
- 会話ができる程度のウォーキングを20〜30分
- 軽いストレッチやスクワットを週3〜4回
といったレベルで十分です。
1回の強い刺激よりも、「毎日少し動く」ことが神経のリズムを安定させるという研究結果もあります。
軽い有酸素運動を2週間続けることで、血流や体温リズムが安定し、季節の変化に対する適応力が高まると報告されています。
2週間で秋の体へリセットするサンプルプログラム

1週目:まず「環境」と「リズム」を整える
最初の1週間は、体に季節の変化を知らせる「刺激」を与える期間です。
急にトレーニングを増やすのではなく、生活リズムの再調整を優先します。
- 朝の光を浴びる(5〜10分)
→ 体内時計をリセットし、セロトニンの分泌を促します。 - 就寝90分前の入浴で深部体温を一度上げる
→ 入眠時に体温が下がりやすくなり、睡眠が深くなります。 - 週3回のウォーキング(20〜30分)
→ 呼吸と心拍のリズムを安定させ、自律神経の再訓練になります。 - 軽いストレッチで筋肉の緊張をリリース
→ 筋ポンプ作用を促し、手足の冷えやむくみを予防。
この週の目的は「疲れを取ること」ではなく、「体のリズムを再起動すること」。
夜の眠りと朝の目覚めが少しずつ安定してきたら、体が季節に馴染み始めているサインです。
2週目:「循環」と「代謝」を高める
リズムが整い始めたら、次は血流と代謝のスイッチを入れる段階です。
少しずつ筋肉を使うことで、体の内側の“熱”を生み出し、代謝を回復させていきます。
- 下半身中心の軽い筋トレ(スクワット・ヒップリフトなど)
→ 大きな筋肉を動かすことで血流が改善し、体温が安定。 - ウォーキングの時間を30〜40分に延長
→ 有酸素運動で酸素利用効率が高まり、疲れにくい体に。 - タンパク質+ビタミンB群を意識した食事
→ 代謝酵素の働きを助け、エネルギー生産をスムーズにします。 - 起床・就寝時刻を一定に保つ
→ 体内時計のリズムが固定され、睡眠の質が向上します。
改善のサインを感じたら
季節に体が適応してくると、次のようなサインが現れます。
- 朝、自然に目が覚めるようになる
- 日中の眠気が減り、頭がスッキリする
- 食欲が安定し、冷えやむくみが気にならなくなる
このタイミングで、体はようやく“秋のリズム”を取り戻します。
ここまで来れば、無理な食事制限や強い運動をしなくても、体は自然と軽く感じられるようになります。
まとめ
夏から秋にかけての急な気温変化や日照の減少は、体のリズムを大きく乱します。
特に今年のように猛暑が長く続いた年は、体が“夏仕様”のまま秋を迎えてしまい、自律神経・血流・睡眠のバランスが崩れやすくなります。
その乱れを整える最もシンプルな方法が、「軽い運動」です。
運動によって交感神経と副交感神経の切り替えを促し、血流や体温リズムを再構築することで、体は季節の変化に順応しやすくなります。
2週間を目安に、
- 朝の光を浴びる
- 軽く体を動かす
- しっかり休む
といった習慣を整えるだけでも、体のだるさや眠気が軽減し、気持ちも前向きになります。
「動かすこと」は、“鍛えること”ではなく、“整えること”。
体を環境に適応させるための大切なリズムづくりです。
無理なく2週間を過ごすことで、秋を快適に迎えられる「巡りのいい体」を取り戻していきましょう。



