こんにちは、新百合ヶ丘のパーソナルジム Be-Proudです。
ダイエットをしていると、「同じカロリーでも太りやすい食べ方がある」と聞いたことはありませんか?
そのカギを握るのが、血糖値の急上昇を防ぐ「低GI食品」の活用です。
本記事では、そもそもGI値とは何かという基本から、低GI食品を選ぶことで得られるダイエット効果、さらに日々の食事に取り入れる具体的なテクニックまでをわかりやすく解説します。

低GI食品を活用するメリットとは?
ダイエットにおいて、低GI食品は“カロリーを抑える手段”というよりも、体の内側から太りにくく整えるアプローチです。
では、なぜ低GI食品を選ぶことがメリットになるのか? ここではその理由を具体的に解説します。
① 太りにくくなる(脂肪の蓄積を防ぐ)
低GI食品は、血糖値の上昇が緩やかです。
それにより、脂肪をため込むホルモン「インスリン」の分泌量も抑えられます。
➤ 高GI食品 → 血糖値が急上昇 → インスリン大量分泌 → 余剰エネルギーが脂肪に
➤ 低GI食品 → 血糖値の上昇が緩やか → インスリンの働きも穏やか → 脂肪がつきにくい
つまり、「脂肪になりにくい食べ方」そのものができるようになるのです。
② 空腹を感じにくくなる(間食が減る)
低GI食品は、エネルギーがじわじわ吸収されるため、腹持ちが良く、血糖値も安定しやすい特徴があります。
血糖値が安定すると、こんな変化が起きます
- 急な空腹や甘いものへの欲求が減る
- イライラ・眠気などの波も少ない
- 「間食したい気持ち」が起こりにくい
つまり、自然と無駄な食べ過ぎを防げる状態になり、ダイエットの継続性も高まります。
③ 体調や気分の安定にもつながる
血糖値の急変動は、ホルモンバランスや自律神経の乱れにも関係します。
高GI食品ばかりの食事では、
- 食後に強い眠気
- 集中力が続かない
- 気分が乱れる
といった現象が起きがち。
一方、低GI食品をうまく取り入れた食事では、
- 食後も頭がすっきり
- ゆるやかにエネルギーが続く
- ストレスが軽減されやすい
といった体感的な安定感を得やすくなります。
④ 続けやすい食事スタイルが実現できる
低GI食品は、「糖質ゼロ」や「徹底制限」と違い、我慢ではなく選び方の工夫です。
- 白米 → 玄米
- 食パン → 全粒粉パン
- お菓子 → ナッツや果物
といったように、完全に“禁止”するのではなく、“代えるだけ”で続けられる点が大きなメリットです。

低GI食品を活用すると、脂肪をつけにくくなるだけでなく、「食欲・ストレス・体調」すべてを安定させることにつながります。
つまりこれは、ただの「食事法」ではなく、“体を太りにくく整える戦略”とも言えるのです。

血糖値とインスリンの関係性|太りやすさのカギはここにある

食事をすると、私たちの体は食べたものを「ブドウ糖(グルコース)」に分解し、血液中に吸収します。
このとき上がる数値が「血糖値」です。
血糖値が急上昇すると、インスリンが大量に分泌される
血糖値が急激に上がると、体はそれを正常に戻すために「インスリン」というホルモンを分泌します。
このインスリンは、ブドウ糖を筋肉や肝臓に取り込ませたり、余った分を脂肪として蓄える働きを持ちます。
つまり──
血糖値が急激に上がる
→ インスリンが大量に出る
→ エネルギーが脂肪として貯め込まれる
→ 結果的に太りやすくなる
という流れになります。
インスリンの過剰分泌は“太りやすさのスイッチ”を入れる
さらに注意したいのが、「インスリンが過剰に分泌される状態が続くと、脂肪を燃やすモード(脂肪分解)に切り替わりにくくなる」という点です。
また、インスリンが急激に働いた結果、血糖値が急降下するとどうなるかというと──
- 急な空腹感
- イライラや眠気
- 甘いものをまた欲しくなる
といった悪循環に入りやすくなります。
これがいわゆる「血糖値スパイク」であり、ダイエットの大敵となる要因の一つです。
✅ ポイントまとめ
- インスリンは生命維持に不可欠だが、出過ぎると太る原因にもなる
- 血糖値の「急上昇&急降下」は、食欲の乱れや脂肪蓄積の悪循環につながる
- 血糖値を安定させること=脂肪を溜めにくくする戦略となる

このように、血糖値とインスリンの働きを理解することで、「ただカロリーを抑える」だけではない食事の“質”を整える視点が手に入ります。
高GIで太る?低GIで痩せる?|そのメカニズム
GI分類 | 特徴 | ダイエットへの影響 |
---|---|---|
高GI | 血糖値が急上昇しやすい | 脂肪蓄積を促進/空腹感が出やすい |
中GI | 緩やかに上昇 | 比較的安定している |
低GI | 血糖値の上昇が緩やか | 脂肪をためにくく、空腹感を抑える |
低GI食品を中心にした食事は、脂肪をためにくく、食欲も安定しやすくなるため、継続しやすいダイエット法といえます。
主な低GI食品一覧|「糖質を含む食品」の中での選び方がカギ
GI値(グリセミック・インデックス)は、「糖質を含む食品が、どれだけ急激に血糖値を上げるか」を示す指標です。
ここで大切なのは、GI値は“糖質を含む食品”にしか存在しないという点。
つまり、肉や魚、卵、油などの「糖質をほぼ含まない食品」は、GI値の影響をそもそも受けません。
そのため、ダイエットで血糖値コントロールを考えるときには、
「糖質を含む食品」の中でGI値の低いものを選ぶ、という視点が重要になります。
🍚 穀類・主食
食品名 | GI値 | 解説 |
---|---|---|
玄米 | 約55 | 精白米より食物繊維が多く、吸収がゆるやか |
オートミール | 約55 | βグルカンが血糖値の急上昇を防ぐ |
全粒粉パン | 約50〜60 | 食物繊維・ビタミンも豊富で腹持ち良し |
そば(十割) | 約54 | 精白うどんより圧倒的にGIが低い |
🥕 野菜・豆類・果物
食品名 | GI値 | 解説 |
---|---|---|
ブロッコリー | 約25 | 低GI+食物繊維・ビタミンCも豊富 |
にんじん(生) | 約30 | 茹でるとややGI上昇するため注意 |
トマト | 約30 | リコピン豊富、血糖値への影響も少ない |
大豆製品(納豆・豆腐) | 約30〜40 | タンパク源としても優秀 |
りんご・グレープフルーツ | 約38〜45 | 果糖中心のため比較的GIは低め |
🥜 その他・間食に向く低GI食品
食品名 | GI値 | 解説 |
---|---|---|
ヨーグルト(無糖) | 約25〜35 | 腸内環境も整えやすい |
ナッツ(素焼き) | 約20〜30 | 良質な脂質+低GI+腹持ち◎ |
ダークチョコレート(カカオ70%以上) | 約25〜30 | 血糖値への影響が少なく満足感も高い |
このように、“糖質を摂る場面”ではなるべくGIの低いものを選ぶことで、
血糖値の急上昇を避け、脂肪の蓄積や食欲の暴走を防ぐことができます。

肉・魚・卵など糖質を含まない食品は、そもそもGIの観点で選ぶ必要はありません。代わりに「良質なたんぱく質」として、低GI食と組み合わせて使うのがベストです!
血糖値を安定させるテクニック集
食材の選び方に加えて、食べ方そのものにもポイントがあります。
✅ 食後血糖値を上げにくくするテクニック
- 食べる順番を意識する(野菜→タンパク質→炭水化物)
- 食物繊維を先に摂取する(サラダや海藻類)
- よく噛んでゆっくり食べる(消化吸収が緩やかに)
- 食後に軽い運動(散歩など)を取り入れる
これらを意識するだけでも、同じ内容の食事でも“太りにくさ”が大きく変わってきます。
まとめ|低GIを活用すれば“食べながら痩せる”が可能に
ダイエットは我慢ばかりでは続きません。
低GI食品をうまく活用することで、食事の満足感を保ちつつ脂肪をためにくい体づくりが可能になります。
- 食事による血糖値コントロール=脂肪蓄積を防ぐ戦略
- 無理なく継続できる、健康的なダイエット法
食べ方と選び方を少し変えるだけで、あなたのボディメイクが変わりはじめます。

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