こんにちは、新百合ヶ丘のパーソナルジム Be-Proudです。
「食事も運動も続けてるのに、なぜか体重が減らない…」
「むしろちょっと増えてる?ちゃんと頑張ってるのに…」
そんな経験はありませんか?
このような停滞期のような現象は、ダイエット中に多くの人がぶつかる壁です。
しかし、実はこの“痩せない”状態、脂肪が落ちていないわけではない可能性があります。
体脂肪は着実に減っているのに、体重計の数字が動かない。
その理由は——体の中に一時的に溜まった「水分」かもしれません。
本記事では、この「水分の一時的な貯留と排出」による体重変動の仕組みをわかりやすく解説します。
実際のデータを用いて、脂肪は落ちているのに体重が増えることがあるという“ズレ”も紹介。
不安になりがちなダイエット停滞期を、科学的に、前向きに乗り越えるヒントをお届けします。
✅ この記事でわかること
- 「痩せているはずなのに体重が落ちない」その理由とは?
- 体重変化に影響する“水分の仕組み”を理解する
- 実際のデータで見る「脂肪減少と体重停滞」のズレ
- あなたの状態が“水分”によるものかどうかを見極める方法
- 焦らずダイエットを継続するための正しい指標とマインドセット

「痩せてるはずなのに…」停滞期の“謎の体重変化”とは?
「やるべきことはやっている」のに減らない…その悩み
ダイエットを続けていると、こんな経験にぶつかることはありませんか?
- 摂取カロリーはしっかり抑えている
- 筋トレも有酸素運動も取り入れている
- 睡眠やストレス管理にも気をつけている
それなのに、体重が全然落ちていかない。むしろ増えている気さえする…。
「もしかして自分のやり方が間違っているのかも?」
「頑張ってるのに成果が出ないなんて…」
そんな風に感じて、不安や焦りが強くなってしまう――これはとても自然な反応です。
しかし、焦ってやり方を変える前に、「体重=脂肪の増減」ではないという事実を思い出してください。
体重計の数字だけに振り回されていませんか?
体重は確かにダイエットの指標として使いやすい数字ですが、
日々の体重は「脂肪」「筋肉」「水分」「消化物」など、複数の要素の合計です。
とくに短期的な変動は、その多くが水分の出入りによるもの。
たとえば、以下のようなケースでは、脂肪が増えていなくても体重は一時的に増加します。
- 前日に塩分や糖質が多めだった(→体内で水分を保持しやすくなる)
- 筋トレや強めの運動をした(→筋肉に微細な炎症 → 一時的な水分貯留)
- 睡眠不足やストレス状態が続いた(→コルチゾールによる水分保持)
体重の増減には「脂肪の変化」以外にもこれだけの要因が絡んでいるのです。
実は“脂肪は減ってる”可能性もあるって知ってた?
実際には、体脂肪が着実に落ちているのに、体重にそれが現れないという状況は珍しくありません。
たとえば、以下のような現象はその典型例です。
- 見た目が引き締まってきたのに、体重は変わらない
- ウエスト周りがスッキリしたのに、体重計の数字は横ばい
- 体脂肪率が減ってきたのに、むしろ体重が増えた
これらはすべて、体内の水分量の変動によって、脂肪の変化が数字に隠されている状態。
数字にとらわれすぎて「うまくいってない」と自己判断してしまうと、本当は順調なダイエットが台無しになってしまうことも。
だからこそ、ここからは「水分の一時的な貯留と排出」という視点で、
体重停滞の裏にある仕組みをしっかり解き明かしていきましょう。
ダイエット停滞期に体重が落ちないのはなぜ?
体重と脂肪は「一緒に減る」とは限らない
ダイエット中の多くの人が勘違いしやすいのが、「体重が減っていない=脂肪も減っていない」という誤解です。
しかし実際には、脂肪が落ちているにもかかわらず、体重は停滞または微増することがよくあります。
その理由は、体重という数値が脂肪だけで構成されているわけではないからです。
体重 = 脂肪 + 筋肉 + 骨 + 水分 + 消化物など
この中で最も変動しやすいのが「水分」と「消化物」。
特に水分は、体内のホルモンバランス・塩分摂取量・運動負荷・ストレスなどによって日々変化します。
つまり、「脂肪は落ちているのに、体重が増える」という矛盾のような現象は、まさに水分の影響によって起きるのです。
体水分量の変動という落とし穴(生理学的メカニズム)
人間の体の約60%は水分でできています。
体はホメオスタシス(恒常性)によって常に水分量のバランスを保とうとしますが、次のような要因で水分を溜め込む・排出するという調整が行われます:
- 糖質摂取の増加:筋肉や肝臓に蓄えられる「グリコーゲン」は、1gあたり約3gの水分を抱え込みます。つまり、糖質を多く摂ると、その分体重が水分で増えるのです。
- 塩分の摂りすぎ:ナトリウム濃度を調整するため、体が水を溜めようとします。外食や加工食品が続いた翌日に体重が増えるのはこの影響。
- 強い筋トレや負荷のある運動:筋繊維が軽い損傷を受けることで、炎症反応として一時的に水分を保持する状態になります(回復の一環)。
- ストレスや睡眠不足:ストレスホルモン「コルチゾール」の分泌が増えると、水分を溜めやすくなります。寝不足や仕事のプレッシャーで体重が増えた…というのは、実は理にかなった現象なのです。
これらの水分保持は、脂肪とは無関係な“内部的な生理現象”であり、努力が無駄になったわけではありません。
よくある誤解「体重=太った・痩せたの証拠」ではない
体重計は、日々の変化を記録するには便利ですが、それ単体で「痩せたかどうか」を評価するのには限界があります。
とくに体脂肪率や筋肉量、そして見た目や体感といった「他の指標」を無視した評価は、モチベーションの低下に繋がりやすいです。
以下のような例は、ダイエットがうまくいっているサインかもしれません:
- ウエストが細くなってきた
- 肌の調子がよくなった
- 疲れにくくなった
- 睡眠が深くなった
- 筋トレの回数や重さが伸びている
こうした“見えにくい成果”を無視して、数字にばかり目がいくと、せっかく順調な進捗を自ら止めてしまう危険があります。
だからこそ、次のセクションでは実際のデータをもとにした「水分による体重変動」の具体例を紹介し、正しく捉える力を身につけましょう。
実例で見る「体重は減らないのに脂肪は落ちている」状態とは?
ダイエットを真面目に続けているのに、体重が思うように減らない…
それでも“脂肪だけは確実に減っている”としたら、どう思いますか?
ここでは、実際の減量記録をもとに「体重の停滞=脂肪が減っていない」とは限らないことを、具体的な数値で示します。
6月29日の食事増加をきっかけに「一時的な体重急増」が発生
以下は、6月28日から7月15日までの体重・体脂肪率・筋肉量・体脂肪量の記録です:
日付 | 体重(kg) | 体脂肪率(%) | 筋肉量(kg) | 体脂肪量(kg) |
---|---|---|---|---|
6/28 (金) | 71.9 | 24.5 | 51.5 | 17.62 |
6/29 (土) | 71.9 | 24.1 | 51.7 | 17.33 |
6/30 (日) | 74.1 | 25.1 | 52.6 | 18.60 |
7/01 (月) | 72.8 | 24.6 | 52.0 | 17.91 |
7/02 (火) | 72.4 | 24.4 | 51.9 | 17.67 |
7/03 (水) | 71.9 | 24.0 | 51.8 | 17.26 |
7/04 (木) | 71.8 | 23.9 | 51.8 | 17.16 |
7/05 (金) | 72.3 | 23.8 | 52.3 | 17.21 |
7/06 (土) | 72.1 | 23.4 | 52.2 | 16.87 |
7/07 (日) | 71.9 | 23.0 | 52.3 | 16.54 |
7/08 (月) | 71.8 | 22.9 | 52.3 | 16.44 |
7/09 (火) | 71.7 | 22.8 | 52.2 | 16.35 |
7/10 (水) | 71.6 | 22.6 | 52.3 | 16.18 |
7/11 (木) | 71.6 | 22.8 | 52.2 | 16.34 |
7/12 (金) | 71.4 | 22.7 | 52.3 | 16.20 |
7/13 (土) | 71.2 | 22.5 | 52.3 | 16.02 |
7/14 (日) | 71.6 | 23.0 | 52.3 | 16.47 |
7/15 (月) | 70.9 | 22.2 | 52.3 | 15.74 |




「一時的な体重増加=脂肪が増えた」ではない
6月29日は、普段より食事量をやや緩めた日でした。具体的には、糖質や塩分をやや多めに摂取し、水分摂取も多かったため、体内に「グリコーゲン+水分+消化物」が一時的に溜まりやすい状態となっていました。
その翌日、6月30日には体重が一気に+2.2kg(71.9kg→74.1kg)も増加しています。数字だけを見ると「一晩で脂肪が2kg近く増えたのかも?」と不安になりますが、そうではありません。
この日の体組成を詳しく見ると:
- 筋肉量は前日比+0.9kg(51.7kg→52.6kg)
- 体脂肪率はわずかに+1.0%(24.1%→25.1%)
- 体脂肪量は+1.27kg(17.33kg→18.60kg)
という増加が見られますが、これらの変化は急な脂肪の増加ではなく、水分の貯留と消化物の一時的な重量によるものと解釈するのが自然です。
特に筋肉量の急増は「本当に筋肉が増えた」のではなく、筋細胞内の水分量や電解質の増加によって、体組成計が“筋肉が増えた”と誤認することがあるため、測定誤差も含めて一時的な変動と見るべきです。
その後の回復と「遅れて現れる成果」
その後、7月1日からは再び食事内容を整え、日々の運動や休養、PFCバランスも安定した状態でコントロールを継続しました。
ここで注目すべきは、体重はすぐに減らなくても、体脂肪量は確実に減少し続けていたことです。
- 筋肉量は全体を通して安定(52.0kg〜52.3kg)
- 一方で体脂肪量は、
- 6/30:18.60kg
- 7/03:17.26kg
- 7/09:16.35kg
- 7/15:15.74kg
というふうに、およそ2週間で−2.86kgの脂肪減を達成しています。
つまり、一時的な水分保持や体重の停滞があったとしても、体内では“脂肪燃焼”が着実に進んでいたということです。
筋肉量が安定していたことから、筋分解や代謝低下の心配もなく、これは極めて理想的な「除脂肪」の進行パターンといえます。
このように、「体重の数字だけで判断していたら、成果に気づかずに挫折していたかもしれない」ような変化が、実際には進んでいたのです。
なぜ水分で体脂肪率がブレるのか?
体脂肪率は、「体脂肪量 ÷ 体重」で求められる比率です。
しかし家庭用体組成計では、電気の通りやすさ(生体インピーダンス)によって体水分量を推定し、そこから間接的に脂肪量を推測する仕組みになっています。
そのため、
- 体内の水分が一時的に増えると電気の通りやすさが変わり、脂肪が多く出る
- 実際には脂肪が変化していなくても、「脂肪が増えたように見える」
ということが起きるのです。
✅ まとめ:数字の“ブレ”に惑わされないで
体重・体脂肪率の急変は、「太った」「痩せた」とは限りません。
特に、糖質・塩分・水分・睡眠・トレーニングの変化が重なったときには、水分貯留による数値の揺らぎが起こるのが自然です。
この事例からわかるように、「痩せてないと思っていた期間も、脂肪は確実に落ちていた」可能性があります。
だからこそ、体重や体脂肪率の“1日単位の数字”に一喜一憂せず、長期の傾向で判断する視点を持つことが、ダイエット成功の近道になります。
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あなたの停滞期、それ“水分の貯留”かも?見極めチェックポイント
「痩せてるはずなのに体重が減らない…」その停滞、本当に“脂肪”のせいですか?
体脂肪が順調に減っていても、体重がピタリと止まる時期があります。そんな時こそ疑ってほしいのが、「体内の一時的な水分貯留」です。
「体重=体脂肪量」ではありません。体は日々、水分を貯めたり排出したりしながら、常に変化しています。
脂肪が燃えているのに“体重という数字”が動かない原因が、水分の影響だと気づければ、無駄な焦りや自己否定を防ぐことができます。
「水分の影響が疑われる」チェックリスト
以下の項目に心当たりはありませんか?
2つ以上当てはまれば、“水分の貯留”が停滞の一因である可能性が高いです。
チェック項目 | 解説 |
---|---|
✅ 前日に外食や味の濃いものを食べた | 塩分過多により体が水分を溜め込んでいる可能性があります |
✅ チートデイ・糖質摂取量を増やした | グリコーゲンの再合成時に水分が一緒に貯留されます |
✅ 筋トレの負荷を上げた/新しい運動をした | 筋繊維の微細な損傷により、炎症反応で水分が一時的に増加します |
✅ ストレスが多い/睡眠不足気味 | コルチゾール分泌が増え、むくみ・水分保持の原因になります |
✅ 生理前〜排卵期(女性) | ホルモン変動によって自然と水分をためこみやすくなります |
水分貯留のサインに気づいたら?
ポイントは「体重以外の変化」にも意識を向けること。
- 体脂肪率・筋肉量の推移をチェックする
- 見た目(フェイスライン・ウエスト)の変化を観察する
- 便通・むくみ感・疲れやすさなど、体調の微妙な変化もヒントになります
これらを日々記録しておけば、「一時的な体重停滞」を“脂肪が落ちていないサイン”と誤解せずに済みます。
対策編:体重に惑わされないための“正しい評価軸と習慣”
一時的な停滞に惑わされず、ダイエットを続けるためには何をすべきか?
ここでは、「水分による体重変動」に振り回されないための実践的な対策を4つの視点から整理します。
体重“以外”の変化を記録しよう
体重に加えて以下の項目を習慣的に記録するだけで、変化の「兆し」に気づきやすくなります。
- 見た目の変化:写真(正面・横向き)を週1回撮影
- ウエスト・ヒップ・太ももなどの周径:週1回測定
- 体脂肪率・筋肉量・脂肪量:できれば毎日 or 数日おきに計測
- 体調・疲労感・睡眠の質:簡単なメモでOK
体重が変わらなくても、「筋肉が維持されている」「脂肪だけが落ちている」なら、それは成功のサインです。
水分・塩分バランスを整える
一時的なむくみや水分の貯留を防ぐには、「水を飲まない」のではなく、適切に飲むことが重要です。
対策 | 解説 |
---|---|
💧 水分をしっかり摂る | 目安は体重×35〜40ml/日(例:70kgの人で2.5L前後) |
🧂 塩分過多に注意 | 特に加工食品・外食の塩分に要注意。味噌汁・漬物・惣菜など |
🫗 カリウムを意識的に摂取 | バナナ・ほうれん草・アボカド・豆類などがむくみ対策に効果的 |
睡眠とストレスも“体重変動”の要因
ストレスや睡眠不足は、コルチゾールというホルモンを増やし、水分の排出を妨げます。
対策の例:
- 就寝90分前の入浴で深部体温を下げる
- スマホ・PCは寝る2時間前までにオフ
- 日中に太陽光を浴びる/軽い運動やストレッチを取り入れる
- 心を落ち着かせる音楽や香りを活用する


焦らず“俯瞰”する視点を持つ
「昨日より0.5kg増えた…」「今週変わらなかった…」という数字に一喜一憂しないために。
- 週単位・月単位での変化を見る習慣を持つ
- “変化に気づけたこと”を記録する(例:間食が減った、ウエストが緩くなった など)
数字を「評価」するのではなく、「理解」するための材料に変えていきましょう。

まとめ|“数字”の罠に惑わされず、本当の成果を手に入れる
体重が増えた。減らない。
毎日、数字に振り回されて焦っていませんか?
でもこの記事で見てきたように、体重は必ずしも「脂肪の増減」を正確に表すものではありません。
むしろ──
- 水分や塩分の摂取量
- 睡眠やストレス状態
- 筋トレや糖質摂取のタイミング
こうしたさまざまな要因で、一時的に「見かけの体重」が上下しているだけの可能性も大いにあるのです。
正しく見て、正しく続けることが成功のカギ
- 一時的な体重増加に「やっぱりダメだった」と投げ出さないこと
- 数値の裏にある「脂肪量」「筋肉量」の変化を見ること
- 毎日の取り組みが“遅れて成果になる”という時間差を理解すること
この記事で紹介した「水分による体重の一時的変動」は、まさに“成果の前兆”とも言える現象です。
最後に:数字に勝つのではなく、「自分の変化」に気づける人が痩せる
あなたの体は、確実に変わり始めています。
体重計の数字が動かなくても、脂肪は少しずつ減っているかもしれません。
だからこそ、焦らず、やるべきことを淡々と積み重ねましょう。

“理解して、工夫して、継続できる設計”が、リバウンドしないダイエットの最短ルートです。
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